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Opus 5.5 動画:話題のプロンプトと自分で作る方法
Claude Opus 5.5 の登場以来、プロンプト1つで作らせたモーショングラフィックスのリール、解説アニメ、3D シーン、さらには小さなゲームまで、多くの作品が投稿されています。awesome-opus5-5-videos というリストだけでも 475 件が集まっています。ここでは特に有名な作品の裏にあるプロンプトと、自分で作るための手順を紹介します。
ブームの火付け役になったプロンプト
最初の波の作品の多くは、同じ1行のプロンプトを使っていました。リストのうち 58 件がこのプロンプトか、ほぼそのままのコピーです:
make a dynamic 15-second motion graphics video that shows what an incredible motion designer you are, like it's your showreel for a résumé. go all out.よくあるアレンジは、題材を自分の製品や Web サイトに置き換える、長さ(10秒、15秒、40秒)を指定する、SNS 向けに 1080×1080 などのフォーマットを指定する、といったものです。
種類別の作例とプロンプト
リストにある実際のプロンプトを、作者が投稿したとおりに引用しています。投稿を開くと動画を見られます。
モーショングラフィックス
リストに 288 件。ショーリール、製品プロモーション、キネティックタイポグラフィ。
make a dynamic 15-second motion graphics video that shows what an incredible motion designer you are, like it's your showreel for a résumé. go all out.作者 @ajith_io · Canvas · 動画を見る
Make a dynamic 15-second motion graphics video that shows why [your product] is the best at [what it does], like a showreel. Go all out: 1080×1080, 1s hook, loop.作者 @Ishaaqahamed · Canvas · 動画を見る
4 seasons passing outside a train window, a cozy carriage, a cup of coffee on the table, Grand Budapest Hotel style作者 @itsolelehmann · Canvas · 動画を見る
create a motion design video of a poster breaking out of its own frame.作者 @pankajkumar_dev · Canvas · 動画を見る
解説アニメ
リストに 62 件。概念の説明、歴史、仕組みの解説。
A video explaining recursion, where every explanation about recursion has a radically different video style, make this self-referential & clever & fast moving.作者 @emollick · Canvas · 動画を見る
make a video highlighting key moments in the history of AI.作者 @kloss_xyz · Canvas, SVG, CSS · 動画を見る
请用Manim给我制作一个导数概念学习的视频,要求通俗易懂,并且有例子,引人思考。配音使用edge-tts作者 @LinearUncle · SVG, audio · 動画を見る
3D シーン
リストに 55 件。Three.js とシェーダー。
Make a 2-minute sand animation that tells the story of 250 years of U.S. history. Keep it lively, engaging, and tasteful. Add appropriate background music and sound design.作者 @Michaelzsguo · Shader, Canvas · 動画を見る
Show me what goes on inside an AI data centre.作者 @mdaman010 · Three.js, Shader, SVG · 動画を見る
ゲームとインタラクティブ
リストに 70 件。ブラウザで遊べます。
can you make a 3d game where you walk around and spot cats inside of a van gogh painting? we can start with stary night and its town作者 @MandelDuck · Three.js, Shader · 動画を見る
Create a 1-on-1 card game like Hearthstone. Just make it. As best you can. In pixel art style.作者 @aisongman · Canvas, pixel art · 動画を見る
出典: GitHub の awesome-opus5-5-videos
3ステップで自分の動画を作る
- 有料プランで Claude(アプリまたは claude.ai)を開いて Opus 5.5 を選ぶか、Opus 5.5 で Claude Code を起動します。
- 上のプロンプトのどれかを貼り付けて、「単一の自己完結した HTML ファイルとして作ってください。」と付け加えます。
- 結果をブラウザで開いて画面録画します。きれいな MP4 ファイルが欲しい場合は、下の方法のいずれかを使います。
「Opus 5.5 動画」の作られ方
- 絵コンテ:Opus 5.5 が、各シーンのタイミングを含むショットリストを書きます。
- コード:シーンごとにレンダラーを書きます。どのフレームも時刻 t だけで決まる純粋関数です。
- フレーム:ヘッドレス Chrome が t を進めながら、1フレームにつき1枚の画像を保存します。
- エンコード:ffmpeg がフレームを H.264 の MP4 にまとめます。2回目のパスでナレーションと字幕を追加することもできます。
出典: OrcaRouter:「動画を企画して」で実際に何が出てくるか
本物の MP4 ファイルを作る
ちょっとした投稿なら画面録画で十分です。フレームレート固定でフレーム単位まで正確なきれいな MP4 が欲しいなら、アニメーションをレンダリングしましょう。方法は3つあります:
方法1:Claude Code で ClaudeAnimationBase を使う(いちばん簡単)
ClaudeAnimationBase は John Heibel によるオープンソース(MIT)のスターターキットです。p5.js と p5.brush、31 種類の感情を演じる Clawd というキャラクター、そしてモデルにアニメーションの作り方を教えるガイドが入っています。作者はテスト動画をすべて、Claude Code 上の Opus 5.5(effort は xhigh)で作りました。
- Node.js、Google Chrome、ffmpeg と、Claude Code(Claude の有料プランまたは API キーが必要)をインストールします。
- キットをクローンしてインストールし、そのフォルダで Claude Code を起動します:
git clone https://github.com/JohnHeibel/ClaudeAnimationBase.git cd ClaudeAnimationBase npm install claude # start Claude Code, pick Opus 5.5 with /model - README にある最初のプロンプトを Opus 5.5 に渡します:
Read ANIMATION_GUIDE.md, then make a 15-second video of Clawd trying to catch a butterfly. - Opus 5.5 が絵コンテを書き、続いてシーンのコードを書きます。終わったらクリップをレンダリングします:
node render.mjs --clip --out=out/video.mp4 - out/video.mp4 を開くか、Chrome で studio.html を開いてシークしながら確認します。修正は普通の言葉で頼み(「ジャンプをもっとゆっくり」「空をピンクに」)、もう一度レンダリングします。
専用 GPU がない場合、1フレームのレンダリングに数秒かかります。README では、内蔵グラフィックスでは水彩の塗りを避けるよう勧めています。
出典: GitHub の ClaudeAnimationBase
方法2:HTML ファイル1つとレンダリングスクリプト(どんなスタイルでも)
モーショングラフィックス、タイトルカード、データアニメーションならキットは不要です。シンプルな約束事に従った HTML ファイルを1つ Opus 5.5 に書かせ、下のスクリプトでレンダリングします。
1920x1080 の自己完結した HTML ファイルを1つ書いて、<canvas> 上に10秒のアニメーションを描いてください。
window.DURATION = 10 を設定し、t 秒時点のフレームを描画する async window.seek(t) を定義してください。
すべてのピクセルは t だけに依存させてください。Date.now()、requestAnimationFrame のループ、
CSS トランジション、シードなしの Math.random() は使わないこと。
シーン:[ここにシーン、配色、動きのスタイルを書く]ファイルを scene.html としてこのスクリプトと同じ場所に保存し、実行します:
// capture.mjs: node capture.mjs scene.html 30
import { chromium } from 'playwright';
import { mkdirSync } from 'node:fs';
import { resolve } from 'node:path';
import { pathToFileURL } from 'node:url';
import { execFileSync } from 'node:child_process';
const [file, fpsArg = '30'] = process.argv.slice(2);
const fps = Number(fpsArg);
mkdirSync('frames', { recursive: true });
const browser = await chromium.launch();
const page = await browser.newPage({ viewport: { width: 1920, height: 1080 } });
await page.goto(pathToFileURL(resolve(file)).href);
const total = Math.round((await page.evaluate(() => window.DURATION)) * fps);
for (let i = 0; i < total; i++) {
await page.evaluate((t) => window.seek(t), i / fps);
await page.screenshot({ path: `frames/${String(i).padStart(5, '0')}.png` });
}
await browser.close();
execFileSync('ffmpeg', ['-y', '-framerate', String(fps), '-i', 'frames/%05d.png',
'-c:v', 'libx264', '-pix_fmt', 'yuv420p', 'out.mp4'], { stdio: 'inherit' });npm init -y
npm install playwright
npx playwright install chromium
node capture.mjs scene.html 30 # writes out.mp4このスクリプトは Playwright 1.56 と ffmpeg 6 を使い、テストシーンで動作を確認しました。frames/ に1フレームにつき1枚の PNG を書き出し、最後に out.mp4 を作ります。
出典: Hugging Face:Opus 5.5 動画のための決定論的なレンダリングパイプライン
方法3:長めの動画には Remotion か HyperFrames
- Remotion(React)と HyperFrames(HTML、HeyGen 製)は、コードから動画をレンダリングするために作られたフレームワークです。タイムライン、音声トラック、レンダリングを引き受けてくれます。
- まず Opus 5.5 にシーンごとの絵コンテを書かせて承認し、それから1シーンずつコンポジションを書かせます。
- ナレーションを入れるなら、TTS サービスで音声を生成して単語ごとのタイムスタンプを残し、それに合わせて Opus 5.5 に字幕とアニメーションのタイミングを調整させます。
- まず半分の解像度で下書きをレンダリングし、それからフル解像度で本番を書き出します。
出典: Apiyi:Opus 5.5 でコードから動画を作る
その他のプロンプトテンプレート
どのプロンプトも最初に絵コンテを求めています。仕上がりにいちばん大きく効くのがこの手順です。
製品プロモーション(15秒)
まず [製品] の15秒のプロモーション動画の絵コンテを書いてください。4シーン、太いタイポグラフィ、アクセントカラー1色、テンポの速いカットで。私の OK を待ってから、window.DURATION と window.seek(t) を持つ HTML canvas ファイル1つとして作ってください。字幕付き解説アニメ(30秒)
[テーマ] を5シーンで説明する30秒の解説動画を作ってください。SVG で描いたシンプルなフラットアイコン、画面下に1行ずつ出る字幕、落ち着いたテンポで。先に絵コンテ、その後にコードを書いてください。データアニメーション
このデータを20秒のバーチャートレースとしてアニメーションにしてください:[CSV を貼り付け]。毎フレーム棒を並べ替え、隅に年を表示し、すべての変化にイージングをかけてください。各フレームは t だけに依存させてください。短編アニメ(ClaudeAnimationBase、原文)
Read ANIMATION_GUIDE.md, then make a 15-second video of Clawd trying to catch a butterfly.時間とトークンを節約するコツ
- まずは10〜15秒から始めましょう。長い作品はレンダリング時間もトークンも何倍にも増えます。
- コードを書かせる前に絵コンテを承認しましょう。ショットリストの修正は安く済みますが、完成したコードの修正は高くつきます。
- 決定性にこだわりましょう。フレームが t 以外の何かに依存すると、レンダリングがちらついたり、実行のたびに結果が変わったりします。
- Opus 5.5 に自分の出力を見せましょう。静止画を何枚か、またはコンタクトシートをレンダリングしてレビューを頼みます。Opus 5.5 は画像を読めます。
- 最初のパスでは文字とナレーションを入れず、動きができてから追加しましょう。
Opus 5.5 が動画でできること・できないこと
| できること | できないこと |
|---|---|
| 絵コンテと、各シーンのアニメーションコードを書く | MP4 などの動画ファイルを単独で出力する |
| 静止画を読めるので、自分でレンダリングしたフレームやコンタクトシートを確認できる | 動画ファイルを入力として受け取る、参考クリップを見る |
| モーショングラフィックス、解説アニメ、グラフ、タイトルカード、2D アニメをコードで描く | Sora や Veo のような写実的な映像を作る |
| 字幕のタイミングとナレーション原稿を書く | 音声や音楽を生成する(別途 TTS や音声ツールが必要) |
出典: Claude Opus 5.5 モデル概要(Anthropic)
料金・かかる費用
- Opus 5.5 の API 料金は、入力100万トークンあたり $4.00、出力100万トークンあたり $20.00 です。Claude アプリと Claude Code では有料プラン限定で、無料プランで使えるのは Sonnet と Haiku です。
- 計算例:300,000 トークンを読み込み、60,000 トークンを書き出すセッションは、定価で $2.40 です。修正を1回重ねるごとに、その分が加算されます。
- Apiyi のガイドでは、30秒の解説動画にかかるモデル費用を「数セントから1ドル程度」としています。TTS の費用は別です。
- レンダリング自体は自分のマシンで動くので、時間以外のコストはかかりません。
Opus 5.5 の料金とスペック 計算ツールでコストを比較
作例と参考資料
これらの動画をプロンプト付きで集めている場所が2つあります。GitHub の awesome-opus5-5-videos は 475 件を掲載(skillry.dev で閲覧可能)、Claude Video(claudevideo.org)は 1,235 件を収録し、そのうち 457 件に作者の完全なプロンプトが付いています。どちらも Anthropic とは無関係です。
出典: skillry.dev
出典: explainx:話題の Opus 5.5 アニメはこうして作られている
よくある質問
話題になった Opus 5.5 動画には、どんなプロンプトが使われましたか?
ほとんどが次の1行です:「make a dynamic 15-second motion graphics video that shows what an incredible motion designer you are, like it's your showreel for a résumé. go all out.」 その後、多くの人が題材を自分の製品、Web サイト、テーマに置き換えています。
Claude Opus 5.5 は動画を生成できますか?
直接はできません。出力はテキストのみです。目にする動画は、Opus 5.5 が書いたアニメーションコードをブラウザが1フレームずつレンダリングし、ffmpeg が MP4 にエンコードしたものです。
Opus 5.5 は動画を見たり分析したりできますか?
できません。受け付けるのはテキストと画像です。代わりに、動画から静止画やコンタクトシートを書き出して渡すことができます。
Opus 5.5 で動画を作るには Claude Code が必要ですか?
いちばん簡単な方法です。Opus 5.5 がファイルを書き、レンダリングを実行し、フレームを自分で確認できるからです。API や Claude アプリを使い、レンダリングスクリプトを自分で実行することもできます。
Opus 5.5 の動画作りは無料ですか?
ツール(ClaudeAnimationBase、Playwright、ffmpeg)は無料です。Opus 5.5 は Claude の無料プランでは使えないため、有料プランか API クレジットが必要です。
どんなスタイルがいちばん向いていますか?
モーショングラフィックス、解説アニメ、グラフ、フラットな 2D アニメです。図形と文字で描けるものはうまくいきますが、写実的な映像は向いていません。
独立したガイドです。Anthropic とは提携していません。価格は Anthropic の米ドル建て定価です。