非公式ガイドです。Meta とは関係ありません。

最終更新:

Muse Code の使い方:インストールから最初のタスクまで

クイックスタート コマンド 1 つでインストールし、プロジェクトで muse を実行し、ワークスペースを信頼してサインインし、タスクを入力します。 macOS、Linux、Windows で動作し、セットアップは 10 分ほどです。以下の内容はすべて Meta の公式 Muse Code ドキュメントを要約したもので、各セクションの下に出典へのリンクを載せています。
  1. CLI をインストールする。 macOS/Linux:curl -fsSL https://dev.meta.ai/install.sh | sh。Windows(PowerShell):irm https://dev.meta.ai/install.ps1 | iex。
  2. インストールを確認する。 muse --version を実行します。
  3. プロジェクトでセッションを開始する。 プロジェクトのディレクトリで muse を実行し、ワークスペースの信頼確認を承認します。
  4. サインインする。 ブラウザでのサインインを選ぶか、Meta の API キーを貼り付けます。スクリプトや CI では環境変数 META_API_KEY を設定します。
  5. 最初のタスクを依頼する。 入力欄にタスクを入力します。実行中のターンに指示を加えるには Enter、次のターンに回すには Alt+Enter、キャンセルは Esc です。

Muse Code のインストール方法(Mac、Linux、Windows)

macOS と Linux

curl -fsSL https://dev.meta.ai/install.sh | sh

Windows(PowerShell)

irm https://dev.meta.ai/install.ps1 | iex

Muse Code は Windows でネイティブに動作するため、WSL は不要です。続いてインストールを確認します:

muse --version

インストールは dev.meta.ai からのみ行ってください。サードパーティの「Muse Code ダウンロード」サイトは公式ではありません。Muse Code を安全にダウンロードする方法とWindows へのインストールガイドもご覧ください。

出典: 公式ドキュメント

サインイン:ブラウザまたは API キー

プロジェクトで初めて muse を実行すると、サインインを求められます。方法は 2 つあります:

export META_API_KEY="<your-key>"

muse auth set でキーを保存することもできます。優先順位は、環境変数、保存したキー、ブラウザのセッションの順です。 Meta Managed Account(MMA)のユーザーは API キーを使う必要があります。サインアウトは muse logout です。

どのアカウントを使う? Muse Code は Meta アカウントでサインインします。Muse Code のサブスクリプションには、Meta アカウントと、 それに関連付けられた Meta Model API アカウントが必要で、プランの対象は Muse Code のみです。muse.ai のアカウントも同じ種類の Meta アカウントですが、 Meta Muse の一般向けプランには Muse Code は含まれないため、別途契約する必要があります。

米国以外にお住まいの方へ:Muse Code の課金は Meta Model API 上で行われ、Meta によると同 API は「Meta AI が利用可能で、かつ課金に対応しているほとんどの国と地域で利用可能」です (対応国・地域)。Meta の地域別利用ポリシーには、 提供されない地域が記載されており、中国(香港とマカオを含む)やロシアが含まれます。中国の読者向けには、当サイトで検証した回避策(リスクを含む)を 中国如何注册 Muse で紹介しています。

出典: 公式ドキュメント

ワークスペースの信頼確認と権限

あるフォルダで初めて起動すると、Muse Code はワークスペースを信頼するかどうかを尋ねます。プロジェクトの指示(AGENTS.md など)は、 信頼済みのワークスペースでのみ読み込まれます。その後は、2 層の安全機構が既定で有効になります:

権限プロファイル内容
Ask me対象となる承認をすべて自分で確認する
Auto-review(既定)自動レビュアーが定型的な判断を処理し、必要に応じてあなたに確認を回す
Read-onlyファイルの読み取りのみ。書き込みや副作用はなし
Unrestricted承認もサンドボックスもなし(--yolo と同じ)

ネットワークアクセスの既定は proxy-only(接続先ごとにあなたが承認)です。完全に遮断するには --sandbox-network restricted を使います。--yolo は隔離された環境でのみ使ってください。

出典: 公式ドキュメント

最初のタスクを実行する

タスクを入力して Enter を押します。エージェントの完了を待つ必要はありません。Enter で実行中のターンに指示を追加し、Alt+Enter で次のターンに回し、Esc でターンをキャンセルします。 入力欄には画像を貼り付けて [Image #N] として参照でき、Alt+V で音声入力のオン・オフを切り替えられます(Windows を除く)。

出典: 公式ドキュメント

Muse Code のコマンド早見表

コマンド内容
/loginサインインの選択肢を再表示する
/new, /clear新しいセッションを始める
/resume以前のセッションを再開する
/fork, /nameセッションを分岐する、または名前を変更する
/rewind(または Esc Esc)以前のメッセージに戻り、そこから分岐する
/compactそれまでのコンテキストを要約してトークンを空ける
/recap最近のアクティビティの要約を表示する
/goalターンをまたいでエージェントが保持する目標を設定する
/loopプロンプトを一定間隔(例:10m)または cron スケジュールで繰り返す
/tasks, /subagentsバックグラウンドの作業と補助エージェントを確認する
/workflowsマルチエージェントのワークフロー実行を監視する
/sideメインのスレッドに影響を与えずにサイド会話を開く
/models, /effortセッション中にモデルや推論の強度を切り替える
/export transcript読みやすいトランスクリプトを保存する(完全な JSON ログは /export trajectory)
/copy直前の応答をコピーする
/settings設定を開く(例:Tools > Workflows)

出典: 公式ドキュメント

プロジェクトのルール:AGENTS.md(と CLAUDE.md)

プロジェクトの指示ファイルは次のコマンドで作成します:

muse init            # creates AGENTS.md
muse init --dry-run  # preview first

Muse Code は、ワークスペースのルートから最も近い .git までの範囲で AGENTS.md、CLAUDE.md、.agents/AGENTS.md、.claude/CLAUDE.md を探します。そのため、すでに Claude Code を使っているなら、 既存の CLAUDE.md がそのまま使えます。ユーザー設定は ~/.config/muse/settings.json に保存されます。

出典: 公式ドキュメント

モデルと推論の強度を選ぶ

モデルはセッション中なら /models、起動時なら --model で切り替えます。推論の強度は none から ultra まで(既定は high)で、/effort または --reasoning-effort で変更します。強度を上げると出力トークンが増えるため、トークン課金の場合は影響があります (Muse Code の料金を見る)。

出典: 公式ドキュメント

マルチエージェント:サブエージェントとワークフロー

リードエージェントは範囲を区切ったタスクをサブエージェントに渡せます。必要に応じてそれぞれを専用の git worktree で動かせるため、 並列の編集が衝突しません。1 つのエージェントツリーで同時に動くのは既定で最大 8 エージェントで、64 まで設定できます。 より大きな作業(並列の監査、アプローチの比較、段階的な移行など)では、Muse Code はワークフローを実行できます。 ワークフローは子エージェントを統括し、1 つにまとめた結果を返します。小さく密接に関連した編集はメインのエージェントに任せましょう。

出典: 公式ドキュメント

間違ったターンを取り消す:巻き戻し

/rewind を実行するか、入力欄が空の状態で Esc を 2 回押して以前のメッセージを選ぶと、Muse Code はそこから新しいブランチを開きます。 元のセッションは残ります。巻き戻しで変わるのは会話の履歴だけで、ワークスペースのファイルは元に戻りません。ファイルを戻すには git を使ってください。

出典: 公式ドキュメント

スクリプトや CI で Muse Code を実行する

muse exec "run the tests and fix any failures" --json

ヘッドレスモードには UI がありません。終了コードは成功時 0、失敗時 1、使い方の誤りは 2 です。実行量は --max-model-steps で制限し、認証には META_API_KEY を使います。

出典: 公式ドキュメント

Windows での Muse Code:何が違うか

出典: 公式ドキュメント

VS Code で Muse Code を使う

公式ドキュメントには VS Code 拡張機能の記載がありません。VS Code の統合ターミナルを開き、そこで muse を実行してください。 「VS Code 用 Muse Code」をうたう拡張機能は、非公式のものとして扱ってください。

始める前に知っておきたい制限

費用とプランは Muse Code の料金ページにまとめています。次は Muse Code レビューを読むか、Muse Code と Claude Code の比較をご覧ください。

よくある質問

Muse はどうやって使いますか?

Muse Code のことであれば、CLI をインストールし、プロジェクトフォルダで muse を実行し、ワークスペースを信頼してサインインし、タスクを入力します。一般向けのチャットアシスタントである Meta Muse のことであれば、それは別の製品です。

Muse Code は Windows で動きますか?

はい、ネイティブに動作します。PowerShell から「irm https://dev.meta.ai/install.ps1 | iex」でインストールします。コマンドは Bash ではなく PowerShell で実行され、Windows では音声入力とセッションメッセージングは利用できません。

Mac や Linux に Muse Code をインストールするには?

ターミナルで「curl -fsSL https://dev.meta.ai/install.sh | sh」を実行し、「muse --version」で確認します。

API キーは必要ですか?

いいえ。ブラウザでサインインできます。API キー(META_API_KEY または muse auth set)が必要なのは、非対話型で使う場合か、ブラウザでのサインインが使えない Meta Managed Account をお持ちの場合だけです。

VS Code で Muse Code を使えますか?

公式ドキュメントには VS Code 拡張機能の記載がありません。VS Code の統合ターミナルで muse を実行してください。

ワークスペースの信頼確認とは何ですか?

このフォルダで Muse Code が作業してよいかを確認するものです。AGENTS.md などのプロジェクトの指示は、信頼済みのワークスペースでのみ読み込まれます。中身を把握しているフォルダだけを信頼してください。

Muse Code は CLAUDE.md を読み込みますか?

はい。ワークスペースのルートから最も近い .git フォルダまでの範囲で、AGENTS.md、CLAUDE.md、.agents/AGENTS.md、.claude/CLAUDE.md を探します。AGENTS.md を作成するには muse init を実行します。

タスクの途中でエージェントを止めるには?

Esc を押すと現在のターンをキャンセルできます。バックグラウンドのプロセスは動き続けるので、/tasks で管理してください。

CI で Muse Code を実行できますか?

はい。ヘッドレスモードを使います:muse exec "<prompt>"。JSONL で出力するには --json を付けます。終了コードは成功時 0、失敗時 1、使い方の誤りは 2 です。